女同士でトレ・ビアンLife

ステキな彼女の生態と女ふたりぐらしの実態

『翼をください』

2009年9月16日 11:39|8 Commentsトレ・ビアンな映画&本

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1970年代後半にカナダで起きた事件をもとにつくられた映画だそうです。(と言っても実際の事件とは随分違うようなのですが)

主人公のメアリーは母親を亡くした悲しみが癒えぬまま、継母と父親に全寮制の寄宿学校に入れられます。

ルームメイトになったのは、不良っぽいポーリーと優等生風のトリー。それぞれが母親との関係に問題を抱えており、やがて3人は打ち解けるようになります。

実はポーリーとトリーは愛し合う仲。
ある日、メアリーはそれを知ることとなります。
初めはその意味がわからなかったメアリーですが、徐々にふたりを穏やかな気持ちで見守るようになります。

が、あることがきっかけで、ポーリーとトリーの仲が学校中の噂になってしまい、ふたりの関係に亀裂が生じます。
真面目なトリーは、周囲の目を恐れ、他の学校の男の子とつきあうように…。

世間体を気にして、親の期待に応えようと必死のトリー。
自分を肯定できないポーリーは、自分を愛してくれたのはトリーただひとりだと信じ、彼女の愛を求め続けます。
その想いは狂気へと変わっていき…

私はずっと前にひとりでこの映画を観た時は、しばらく引きずりました。ポーリーの一途さが痛々しくて。

でも、自分の想いを偽って愛する人を傷つけてまで、トリーが守らなければならなかったものも、理解できないわけではありません。

そして、このふたりを主人公の目線を通すことによって描いていることが、この映画のミソ。

主人公を演じているのは、若き日のミーシャ・バートン。
終始抑えた演技で、思慮深く内に秘めた感じが良いです。
なんと言ってもカワイイ。
グリ子さんが大のお気に入りのようでした。

そして、ポーリーを演じるのは『四角い恋愛関係』などでビアンに人気のパイパー・ベラーボ。
トリーはジェシカ・パレ。なんともグラマーなボディー…。

あと、何度か出てくる校長先生も印象的でした。

結末については書きませんが、最後に主人公が語るモノローグの部分、重要です。皆さんはどう受け止めるでしょうか?

ああ、思春期…

2009年9月16日 11:39|8 Commentsトレ・ビアンな映画&本

Comments

8 Responses to “『翼をください』”

  1. 英恵
    9月 16th, 2009 @ 11:56 AM

    この映画は見たことがありませんし、趣旨とはずれますが、
    思春期に同性に恋心を抱くことって結構あると思います。
    あの頃の同性の友人への激しい愛情や憧れと嫉妬ってなんだったんだろう?
    映画見てみようと思います。

  2. ミシェル
    9月 16th, 2009 @ 1:03 PM

    >英恵さん
    そうですね。たしかにそういう経験のある人って多いかもしれませんね。
    そういう意味でも特に女性は共感できそうな映画だと思います。

  3. blue-power
    9月 16th, 2009 @ 2:17 PM

    海外物って、映画やドラマってクオリティ高いですよね(^人^)
    リアルだったりするし。
    最近はハニーさんと一緒に海外ドラマにハマってましてo(^o^)o
    「ビバリーヒルズ高校白書」「アリーマイラブ」「プリズン・ブレイク」「ヴェロニカ・マーズ」「バイオニック・ウーマン」「G-spot」「Satisfaction」等々♪
    色々なドラマがあり楽しいです。

  4. ミシェル
    9月 16th, 2009 @ 4:21 PM

    >blue-powerさん
    私はノンフィクションが好きでよく観るんですけど、映画に限らず世の中にはドラマになりそうな話がたくさんありますね。
    Lのシーズン5も見終わったし、しばらく楽しみがお預けな感じですよー。

  5. キャサリン
    9月 16th, 2009 @ 9:01 PM

    この映画を観た事あります。実は私、この映画と同じ経験をした事あるんですよね(´ヘ`;)その時の私は、彼女に対して恋心を抱いていたんですが、やはり世間は私達の関係を許してくれませんでした°・(ノД`)・°・結局私はその件で彼女と一緒に勤めていた勤務先を解雇されました。これ以上は、取り上げられませんが、いつの世もどこにでも偏見は避けて通れない悲しい現実には、いつになっても受け入れられないものです(泣)私が幼い証拠かもしれません。でも、この映画のベッドシーンはメチャクチャ綺麗でした!!

  6. ミシェル
    9月 17th, 2009 @ 12:40 AM

    >キャサリンさん
    つらい経験をされたんですね。
    偏見って、いろんな人がいる以上なくなるものではないかもしれないけど…それにしても解雇はひどいですね。
    あの映画、映像も音楽もきれいでしたよね。

  7. adg1081
    9月 17th, 2009 @ 7:32 AM

    痛々しい、、でした。
    ちょっと、待って。
    もうちょっと、時間が、過ぎるまで、待って。
    1~2年過ぎれば、また素晴らしい出会いが、
    必ず、訪れるから、
    生きていれば、、
    自殺は、地獄に行って、死んでからも、苦しむよ。。て

  8. ミシェル
    9月 17th, 2009 @ 10:03 AM

    >adg1081さん
    そうですね。ふたりの関係は至上のもので、彼女なしでは生きていけない…という気持ちは理解できるんですけどね。まだ人生は長くて、社会も広いのだけど…若さということなんでしょうか。

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