女同士でトレ・ビアンLife

ステキな彼女の生態と女ふたりぐらしの実態

『パラダイス・サーティー』

2010年6月29日 17:30|18 Commentsトレ・ビアンな映画&本

パラダイス・サーティー〈上〉 (新潮文庫)

2000年に放送されたテレビドラマの原作となった乃南アサさんの小説。
私はこのドラマを観ておらず、たまたまグリ子さんがこの原作本を実家に持っていたのを借りて、つい最近読み終えたところです。

30歳を目前にするOLの栗子(愛称グリコ)と親友でレズビアンの菜摘は、栗子が実家を飛び出して菜摘の家に転がり込んだことから、同居生活を始めます。

結婚への憧れや焦りを募らせる栗子と、孤独を抱えながらレズビアンとして生きる菜摘。やがてそれぞれに出会いが訪れ、幸せをつかもうとするのですが…
というお話。

展開がちょっぴりサスペンスな感じで、主人公と一緒に「何!?どういうこと!?」とハラハラしながら夢中で読みました。

以前、ブログの読者さんに「グリ子さんの名前ってあのドラマから…?」と聞かれたことがあったのですが、これではないです。
正解は「ドングリころころ ドングリ子」です。(どちらかというと栗子よりも菜摘のほうがグリ子さんには近いかも)
ま、それはいいとして…

菜摘はFtMに近い気もしますが、「オナベ」「ゲイ」と自称しています。
ドラマでは清水美砂さんが演じたんだとか。
彼女は私の好きな女優さんのひとりですが、たしかに髪を切って男装したらカッコイイはず。(盲点でした。ナイスキャスティング!)

この作品が刊行されたのは92年だそうで、やや時代の流れと言うか当時は今以上にセクシャルマイノリティに対する認識もなかったのだろうなと感じながら読みました。(翌年に「金八先生」でトランスジェンダーが題材にされましたね)

菜摘のセリフや心の動きにウンウンと共感するビアンやFtMは多いのではないでしょうか。そして下巻に登場する、菜摘の恩師のママのセリフも、ガツンとくるものがあります。
「あんた、自分で自分をがんじがらめにしてるのよ。いい加減、もう少し気楽に生きようとは思わないの?」…などなど

栗子は今でいう婚活女子で、ベタな妄想がかなり面白かったです。
物語は菜摘と交互に進んで行きますが、ふたりの関係も面白い。

残念ながらDVDにはなっていないようですが、ドラマも観たいです。

どう描かれていたのか気になる!

2010年6月29日 17:30|18 Commentsトレ・ビアンな映画&本

Comments

18 Responses to “『パラダイス・サーティー』”

  1. かおかず
    6月 29th, 2010 @ 6:32 PM

    私はドラマを先に観てから原作を読みました。
    乃南さんの本の中でもこれは好きです。
    ドラマはよかったですよ。菜摘の栗子への思いや女性への愛について描かれていて観ていて切なくなりました。
    まぁ、ツッコミどころはあるかもしれませんが。(笑)
    キャストはとても合っていてよかった。時々ビデオを観ては泣いてます。あはは…

  2. ももきち
    6月 29th, 2010 @ 7:04 PM

    乃南アサ、桐野夏生、宮部みゆきさんなんかは大好きな作家でたいていは読んでますが、へええ!知らなかったw(゚o゚)w
    でもドラマはうっすらと記憶にあるかも。なんか清水美沙子さんが男言葉にトランクス履いて歯を磨いてたシーンがいきなり映ってぶったまげたのを覚えてます(^^ゞ
    早速アマゾン、アマゾン(^^)

  3. konan
    6月 29th, 2010 @ 10:02 PM

    本も読んでドラマも見てました。
    清水美砂さんがかっこ良かったです。
    ドラマが終わった後、外国で男性と結婚されたんで、ちょっとガッカリした思い出があります。
    “グリ子さん”はコレじゃなかったんですね~。

  4. nana
    6月 29th, 2010 @ 10:13 PM

    パラサですね。
    いや~、懐かしいです。
    当時は、夢中で観てました。
    菜摘とその恋人?の紘子の恋の行方に目が離せませんでしたね~。
    放送時間帯が遅かったのにも関わらず、視聴率も良かったようですよ。

  5. オススメ
    6月 30th, 2010 @ 12:31 AM

    はじめまして!
    私も学生時代にはまって観てました。
    グリコ役の石田ひかりさんと清水さんはもちろん、吉本多香美さんのさりげない演技(ラブシーンのちょっとしたふれあい方)には、彼女のゲイコミュニティへの理解を感じて、とても嬉しかったのを覚えています。
    もう一度観たいなぁ・・
    そう思っているドラマでした。
    原作知らなかったので早速勝手読んでみます。
    ありがとうございました。

  6. Tomy
    6月 30th, 2010 @ 8:46 AM

    面白そうですね。今度読んでみます!!この時代で、同性愛を扱った作品で、私たちがすっと入っていけるように作ってあるの珍しいですね。

  7. ミシェル
    6月 30th, 2010 @ 10:06 AM

    >かおかずさん
    ビデオ!ああ観たい…(^^;
    YouTubeでワンシーンだけ見つけて、萌えました。
    あとママがどんなだったかも気になります…。

  8. ミシェル
    6月 30th, 2010 @ 10:07 AM

    >ももきちさん
    おお~。グリ子さんが乃南アサ、宮部みゆきとか好きみたいで、よく読んでたそうです。私も他にも色々読んでみたくなりました。

  9. ミシェル
    6月 30th, 2010 @ 10:11 AM

    >konanさん
    そう、「グリ子」の出てくるドラマがあったことは後で知りました(^-^;
    清水美砂さん、外国人男性と結婚しましたね。がっかりするほどハマり役だったんですね~。

  10. ミシェル
    6月 30th, 2010 @ 10:15 AM

    >nanaさん
    夜中にやってたみたいですね。観たかったなあ。10年前にこういうドラマがあったなんて知らなかったです(;_;)一人暮らししてたし思う存分観れたのに~。

  11. ミシェル
    6月 30th, 2010 @ 10:19 AM

    >オススメさん
    なんか、皆さんのコメントを読む限りでは、スナナレとか最近のドラマよりよほどゲイ・ビアンウケが良かったドラマみたいですねぇ。今時のより昔のドラマの再放送のほうが観たいです、私は。

  12. ミシェル
    6月 30th, 2010 @ 10:21 AM

    >Tomyさん
    そうみたいですよね。原作、面白いのでぜひ読んでみてください。上巻は小間切れに読んでましたが、下巻は止まらなくなって夜更かししてしまいました。

  13. aki
    6月 30th, 2010 @ 9:20 PM

    パラサに反応してやってきました(^-^)v
    私も原作もドラマもリアルタイムで見てました。ドラマに入り込みすぎて、このドラマのオフ会まで行きましたよ!
    当時早いうちに、ドラマのDVD化が考えてないということで、ネット署名運動までできてましたよ~(^^;;
    私はビデオを持ってるので、いまでもたまに見ます(^-^)v

  14. DL
    6月 30th, 2010 @ 11:50 PM

    ツイッタで絡ませてもらったDLです。
    コメントがたくさんあってついつい
    こちらでも。嬉しくなっちゃいました。
    この頃まだDVDとかHDレコーダーとかメジャーじゃなかったんでVHS擦り切れるまで見てました。時枝ママはドラマでもいい味出してました。
    グリ子の弟役は今をときめく大森南朋だったり(笑)。
    akiさんオフ会・・・でお会いしてるかもかも?
    オフ会かなり大勢でしたよね。
    たのみCOM・・・も懐かしいです。

  15. ミシェル
    7月 1st, 2010 @ 11:55 PM

    >akiさん
    オフ会があったんですね!そしてドラマDVD化のための署名運動まで!!すごい、そんなに人気があったとは…ああ、知らなかった私のバカっ(- -;

  16. ミシェル
    7月 2nd, 2010 @ 12:03 AM

    >DLさん
    時枝ママ…気になります。どんな感じだったんだろ~。なぜDVDにならないんでしょうね、こんなに人気なのに。ビデオ今でも持っている人はお宝ですねぇ(^_-)

  17. たぬきち☆
    7月 3rd, 2010 @ 1:01 AM

    清水美砂さんも吉本多香美さんも、素敵な女優さんなので気になって見てました。
    周りの子達にも話したりしてました。
    単行本も買ったのに、今思えば読み終わってないのに何処かにいってしまいました…(-_-;)

  18. ミシェル
    7月 4th, 2010 @ 12:30 AM

    >たぬきち☆さん
    キャストもほんとにステキですよね~。原作読んでこれはドラマでも観たい!と思ったのは久々かも。

コメントはお気軽にどうぞ〜(承認制です)





*

  • もくじ

  • 最近の投稿

  • 月別アーカイブ

  • PR