『タンタンタンゴはパパふたり』
2009年2月12日 15:08|4 Comments|トレ・ビアンな映画&本
今回は絵本、しかもビアンものではなくゲイもの(?)ですけど、ご紹介。
これは、ニューヨークのセントラル・パーク動物園で起こった実話を描いたお話です。数々の賞を受賞しながらも、児童図書として賛否両論、様々な議論を生んだ話題作だそう。
ちなみに翻訳には、尾辻かな子さんが参加されています。
ペンギンの群れの中に、オスのペンギンが2羽、仲睦まじく暮らしていました。いつも頬ずりし合っている2羽を見て、飼育員さんは、「この2羽はきっと愛し合っているんだ。」と気付きます。
2羽は、他のペンギンカップルのまねをして、巣をつくりましたが、自分たちには温める卵がないことに気付き、同じくらいの大きさの石を見つけてきて、代わる代わる温め始めました。
その様子を見た飼育員さんのとった行動とは…。
日本では同性間の結婚は認められていませんが、同性愛者がごく身近に存在していることを、多くの人が認識すらしていない状況です。
同性間の問題に限ったことではありません。
シングルマザー/シングルファザー、再婚同士だったり、子供がいなかったり、人種が違ったり、宗教が違ったり…。
世の中にはいろんな家族がいるということを、このお話は物語っているように思います。
家族をつくるとはどういうことなのかを考えさせてくれる、優しい絵本です。子供にも大人にも、多くの人の目に触れてほしいなと思います。
2009年2月12日 15:08|4 Comments|トレ・ビアンな映画&本
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Comments
4 Responses to “『タンタンタンゴはパパふたり』”
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2月 12th, 2009 @ 9:02 PM
読んでみたいなって思いました(o^∀^o)実話なんですね☆やっぱり好きって気持ちに男も女も関係ないですよね♪♪
2月 12th, 2009 @ 9:50 PM
こんばんは。そう、実話なんだそうです。
ぜひ彼女さんと一緒に読んでみてくださいね(^-^)
2月 13th, 2009 @ 12:55 AM
絶対彼女と読んでみます!!!(o^∀^o)☆ミシェルさんのブログ毎日楽しみにしてます☆★楽しいし勉強になるし☆これからもブログ頑張ってください★
2月 13th, 2009 @ 10:26 AM
めいさん、ありがとうございます。
そんなに楽しみにしていただけるなんて、こちらこそ感激です。応援してくれる人たちの声が励みです(^-^)