誕生日計画とハプニング その3
2009年4月29日 11:02|4 Comments|家族とふたりの事件簿
(初めての方はその1からどうぞ)
グリ子さんの誕生日当日、私が自宅で仕事をしていると、彼女から電話がかかってきました。「お母さん、夕方には着くって。」
彼女も夕方までは仕事なので、職場にお母さんが鍵を受け取りに行き、彼女の仕事が終わるまで部屋で待っているとのこと。
予め、「ひとりの誕生日はかわいそうだから、ミシェルが一緒にご飯食べてくれるって言ってた。」とグリ子さんがお母さんに言うと、「じゃあ一緒に行けばいい。」とお母さんは言ってくれたそう。(計画通り)
私は前日食べたケーキの残りを切ってタッパーに入れ、プレゼントを包みなおして、グリ子さんの仕事が終わる頃、彼女の部屋へと向かいました。
部屋のチャイムを鳴らすと、「は~い」と出てきたのは彼女のお母さん。
グリ子さんはまだのようです。
挨拶をして部屋に入り、彼女の帰りを待つことにしました。
「掃除しようにも部屋に何もないもんだからねぇ…。」とお母さん。
もともとこれといって物を置いていない彼女の部屋。
頑張って荷物を運んだものの、やはりガランとしています。
「あの、ケーキ焼いたので、切って持ってきたんですけど…。」とタッパーを取り出すと、「まぁ、ありがとう。アナタえらいわねぇ。」とお母さん喜んで、冷蔵庫へ。
「冷蔵庫も何も入ってなくって。あの子何を食べてるのかねぇ。」
大丈夫です、お母様。ふたりでおいしく食べまくってますから。
「家が近いし、お互いひとりのご飯では寂しいので、よく行き来して一緒に食べるんですよ。」と私。
「あらそう。やっぱりひとりじゃ作り甲斐ないものねぇ。」
そんな話をしていると間もなく、グリ子さんから電話が。
仕事が終わったので、ふたりで外に出て歩いてきて、とのこと。
そこでお母さんとふたり、部屋を出ました。
話をしながら歩いていくと、グリ子さんが向こうからやってきました。
それから3人で、ステーキ専門店に向かいました。
「さあ、栄養つけて。」とお母さん。
誕生日のお祝いだと店員さんに伝えると、「こちらのお客様、お誕生日で~す!」とお店中から拍手が。
おいしい食事の後には、グリ子さんにお店からケーキと記念品、そして帰り際にはポラロイドカメラで記念撮影も。3人一緒に写真を撮ってもらって大感激。
帰りにスーパーに立ち寄って、再びグリ子さんの部屋に戻りました。
お店のケーキは想定外でしたが、私が持っていったケーキも食べてくれるというので、お茶を入れてティータイム。
そこで再びプレゼントを贈呈し、「わぁ!」とグリ子さんもひと芝居。
その後少し、テレビを観たり話をしたりして、私は家に帰ることに。
お母さんにご馳走になったお礼を言って部屋を出ると、「そこまで送ってくる。」とグリ子さんがついて来てくれました。
「お母さんとも話せるようになったし、楽しかった。」と言うと、
「(ミシェルは)いいお嫁さんだよ。」とグリ子さん。
タクシーを拾って彼女と別れ、ひとりで部屋に帰りました。
週末は彼女のお母さんが帰るまで、しばしのひとり暮らし。
2009年4月29日 11:02|4 Comments|家族とふたりの事件簿
Comments
4 Responses to “誕生日計画とハプニング その3”
コメントはお気軽にどうぞ〜(承認制です)
4月 29th, 2009 @ 1:01 PM
二人共、お見事!(拍手)
素晴らしい名演技だし
女優だわ~ブラボー!
私もホッとしたよ(汗)
しっかし…二日連続でガッツリ系の肉…肉…(笑)
す・て・き・よ~
4月 29th, 2009 @ 1:15 PM
>龍さん
いや~それがですね、最後にオチがあったんです(笑)
それはまた次回アップしますから。
珍しく肉続きの日々で、ちょっと増量したような…(–;
4月 29th, 2009 @ 6:29 PM
恋人の親に会うのは
とても緊張しちゃいますね
私も経験がありますががちがちでした
まだ何かあるとのことで続き楽しみです(´∇`)
4月 29th, 2009 @ 8:53 PM
>ぽんここさん
コメントありがとうございます。
彼女の親が自分を娘の恋人として見ているわけじゃなくても、自分の中で意識しちゃって緊張するんですよね~(^^;