彼女の操縦は取説いらず
2009年5月16日 12:36|8 Comments|グリ子さん観察日記
グリ子さんは機械を扱うのが苦手です。
ワープロもパソコンも携帯電話も、適当に触るうちになんとか扱いを習得したそうですが、取扱説明書を見なければわからないようなものは、手をつけようとしません。
一方、私は昔から取説などはひと通り目を通すタイプ。
子供の頃に熱中したプラモデルの組立てや改造などのマニアックな趣味が基礎となって(?)、説明通りに部品を組み立てるのは今もわりと得意だったりします。
何か不具合が起きたり壊れたりした時も、とりあえず取説を見ます。
しかし、そんなものは見ないグリ子さん。
先日、テレビの番組表の表示が遅いことにしびれを切らした彼女は、テレビを叩いてみようと思ったらしいのです。
でもテレビが薄型なので叩く場所がなく、番組表はデータを受信するのに少し時間がかかると知って、あきらめたとか。(ヨカッタ…)
※グリ子さんいわく、ある世代以上の人たちは電化製品が壊れると、
大きなものは叩く、小さなものは振るという傾向があるそう。
それでも最近は、私以上に使っているテレビとDVDの操作方法を、いつの間にか私よりも覚えていました。
先日などは、料理番組を見ながら画面にレシピを表示させて、手帳に書き写していたのです。
グリ子さんが地デジを使いこなしている!
携帯電話の赤外線通信もやっと(偶然)覚えたグリ子さん。
リモコンを持って、ボタンがあればとりあえず押してみる。
それでそこまで辿り着いたとは…私もまだ使ったことのない機能を操る彼女が頼もしく見えました。
でも、考えてみたら彼女は、料理をする時の材料も目分量だし、どこかに出かける時も地図を見ません。
それでもおいしいものをつくってくれるし、目的地にも一応辿り着けたりします。そして何より、私の操縦法がわかっています。(すごい発言だな)
私は何かする時、納得がいかないと先に進めないし、とりあえず適当にやってみるということがなかなかできません。
私自身に取説が必要なんじゃないかと思ったことも何度もあります。
だから、こんな私をうまく扱えるグリ子さんってすごいと、いつも思うのです。
そんな彼女の口癖は、「だ~いじょうぶだって。死にはしないよ。」
生きるか死ぬかの問題ではないと思うこともしばしばありますが、彼女といると大抵のことはナンダカンダ言ってもうまく行くので、「とりあえずやってみる」ことも、時には大事だと思えるのでした。
2009年5月16日 12:36|8 Comments|グリ子さん観察日記
Comments
8 Responses to “彼女の操縦は取説いらず”
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5月 17th, 2009 @ 12:09 AM
うたぐわさんの所から
来ました(*^▽^*)
私も 「ある世代です」www
携帯の電波が悪いと振ったりしてますww
もちろん、テレビも叩きますww
5月 17th, 2009 @ 2:55 AM
最初から一気に読ませていただき、楽しいあまり、こんな時間になってしまいました。
特に「浮気な発言」討論の記事には萌えてしまいました。(*ノノ)
グリ子さんミシェルさん、おふたりともカッコイイですね。
5月 17th, 2009 @ 9:30 AM
>れなさん
そんなコメント待ってました( ̄∀ ̄)
仲間がいた!ということで、グリ子さん大喜びです。
5月 17th, 2009 @ 9:35 AM
>ふのじさん
一気読みありがとうございます!とってもうれしいです(^-^)
こんなふたりですけどよろしくお願いしますね♪
5月 18th, 2009 @ 12:03 AM
あ~私も電化製品がうまく作動しない時は
叩く時が・・・
うちの親とか昔からしてたので影響受けてるのかな(^_^;)
5月 18th, 2009 @ 9:08 AM
>ぽんここさん
親がやってたから…ていうのもあるかもしれませんね。
でもよくよく考えたら、なんで叩くんでしょうね(笑)
5月 18th, 2009 @ 10:21 AM
付き合う上で、相手の操縦法がわかるって大事ですよね~。
うちの彼女も、完全に分かっているようです(汗)。
あ・・・でも電化製品は叩いて直すタイプですよ、私(笑)。
おかし~な~。
5月 18th, 2009 @ 10:38 AM
>ルナさん
あはは。直っているのか(?)謎ですけどね。
相手の操縦法、付き合いが長くなるほどわかる…というわけでもないのかも、と最近思います。
多くを説明しなくてもわかるというのは相性なんですかねぇ。