彼女がひとりでいる理由
2010年5月9日 23:25|10 Comments|家族とふたりの事件簿
連休中に実家に帰った時のこと。
夕飯を食べていて、ふと父が神妙な面持ちで言いました。
「失恋か何か知らないけども…グリ子さんは過去に何か辛い目にあったんだろうかねぇ。」
うちの親は、グリ子さんが過去に何か相当な痛手を負ってこの歳までひとりでいるのだろうと。そう思っているようなんですね。(まぁ半分は当たってるんだけど…)
彼女のような(ステキな)人が独身でいるのが不思議みたいで。
さらに父の想像は膨らんでいるらしく…
「よほどの男じゃないとウンと言わないんだろうなぁ。彼女はどういうタイプが好きなのかねぇ?」
「私みたいなのがイイんだって。」
…と言うわけにもいかず。
「あんまり理想っていうのはないみたいよ。」と答えました。(実際、そう言ってた)
「もう結婚しようとかは思ってないのかな。」と母も言うので、
「あんまり結婚にはこだわってないみたい。」と私。
私に再婚とか子どもとかは言わないものの、身近に「独身を謳歌する女性」のモデル像があまりなかったのもあってか、ふたりはグリ子さんに興味津々な様子。
夫婦仲良く子どもに恵まれることが普通の幸せだと考えるのは、自分たちがそうだから娘たちも…という想いなのだろうけど。
「まぁでも結婚が目的じゃないしな。」と父。
婚活とか少子化とか、テレビ番組などをネタにその手の話が出るとさりげな~く親の考えを探ってみたりもするんですが、当面圧力をかけられることはなさそうかな…とは思うものの。
「私が相手だとは思いもしないんだろうねぇ。」
深夜、グリ子さんと電話しながら苦笑いしたのでした。
でも彼女は今幸せなんだよ…と言いたかった
2010年5月9日 23:25|10 Comments|家族とふたりの事件簿
Comments
10 Responses to “彼女がひとりでいる理由”
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5月 9th, 2010 @ 11:54 PM
こんばんは★
初めてコメントします
親にそこまで気に入られるとは‥‥グリ子さんが気になっちゃいます(^-^)
同じ女性としてです★
5月 10th, 2010 @ 2:06 AM
私も連休中に何も知らない親や祖母に彼女のこと色々きかれて、嬉しいやら困るやらでした。
私も彼女もまだ学生なので、結婚について突っ込んできかれることは少ないですが、将来どう説明していけばいいのか悩みどころです。私の結婚出産について楽しそうに想像している祖母そ見ると、ちょっと心が痛みます。
5月 10th, 2010 @ 1:17 PM
>カオリさん
う~ん、たしかに親に気に入られてはいるんだろうなぁ…私より年上で色々面倒見てもらってるからというのもあるんでしょうけどね。
5月 10th, 2010 @ 1:24 PM
>夢み星さん
自分のこと聞かれるのも困るけど、彼女のこともなんて答えれば…と思いますよね~。
何の疑いも悪気もなく素朴な質問なんだろうと思うほどに…。
5月 10th, 2010 @ 2:02 PM
何だかお腹がムズムズモゾモゾする話題ですね。
でも、ご両親に本当に気に入られているグリ子さんは素敵ですね。
チョット嘘が入っているとはいえ羨ましい限りです。
5月 10th, 2010 @ 2:12 PM
>カタギリさん
彼女とうちの家族がいい関係を築けているのは、すごくうれしいことなんですけど、それも今は嘘というか話せてないことがあってのことですからねぇ。私としてはなんとも複雑な気持ちです。
5月 10th, 2010 @ 2:12 PM
私も彼女の両親から全幅の信頼を頂いてます(^^ゞ 二人の子供を抱えて離婚した娘にとって、親友であり雇用主でもある私をもはや三人の後見人のように思ってるみたいで・・・彼女の離婚の原因が私であると知ったら・・・良心の呵責を感じつつ、信頼に応えるため頑張ってます(._.)
5月 10th, 2010 @ 9:49 PM
先月くらいから、ブログを拝読させていただいております!なんとなく、きっとミシェルさんのご両親には、いつの日か理解してもらえる時がくるのではないかしら、と勝手ながら感じました。決して、楽観的な思いつきではなくて。最初は、もちろんお互いに心を痛めることもあると思いますが、それを恐れず話していく姿勢をもてば、きっとミシェルさんのことを理解してくれようとする、ご両親だという印象を受けました! Bonne chance!!
5月 10th, 2010 @ 11:41 PM
>ももきちさん
三人の後見人のように…というのは本当に信頼されているんでしょうね。私も親に恋愛以外の部分でも彼女がどれだけ私に必要な人かっていうことを示していけたらいいなと思います。
5月 10th, 2010 @ 11:44 PM
>リタさん
ありがとうございます。私も、いつかはわかってくれるのでは…と信じたい気持ちでいます。
ずっとこのままでいいのか…と連休中も色々考えちゃいましたよ。