『降っても晴れても』
2010年5月23日 13:57|24 Comments|トレ・ビアンな映画&本
昔、学校を休んで家で寝ていると、気晴らしに母が漫画を買ってきてくれることがあったんですが、その中で心に残った作品の1つ。
今日は雨が降っていてふと思い出したのでレビューを書いてみます。
主人公は凪(なぎ)という女子校生。彼女のクラスに比呂という子が転校してきます。
比呂と凪は次第に仲良くなっていきますが、クラスの皆からは孤立していくのです。比呂は凪にしか心を開かず、凪はそんな彼女をかばうのですが、彼女の自分への想いがとても強いことに戸惑いを感じるようになっていきます…。
自分の友達が他の子と仲良くしていると取られたような気がしたり、その子に彼氏ができると嫉妬したり…思春期にはわりとあることなんじゃないかなと思います。
私も少し、身に覚えがあります。(比呂みたいな子に懐かれたことも)
比呂の凪に対する想い、これを友情と呼ぶのか、恋愛と呼ぶのか…
「私はいつも貴方の側にいるわ 降っても晴れても 貴方の側に」
この作品のタイトルと同じ、「Come rain or come shine(降っても晴れても)」という曲が出てきます。
この作品は、女同士の友情の話でもあり、そして…(?)
少し意外な結末。皆さんはどう受け止めるでしょう。
まだ実家にあるはずなので、久々に読みたくなりました。
ステキなお話です。
2010年5月23日 13:57|24 Comments|トレ・ビアンな映画&本
Comments
24 Responses to “『降っても晴れても』”
コメントはお気軽にどうぞ〜(承認制です)
5月 23rd, 2010 @ 2:22 PM
懐かしい!別マで連載されていた頃に読んでました。
まだ恋とか愛とかわからない歳だったから、私には結末がハッピーなものなのかどうか理解できず…
なんだかまた読んでみたくなりました。
5月 23rd, 2010 @ 2:42 PM
>箱庭の国のアリスさん
私も初めて読んだ当時は「ん?これって?」と首を傾げましたが、今ならいろんな解釈ができます(笑)
5月 23rd, 2010 @ 3:05 PM
こんにちは。ペタありがとうございます。
私もその漫画持ってます。今でも心に残ってます。読んだのは小学生の頃だったのですが、別れ際のキスシーンがとても衝撃的でした(^ω^)
毎日ブログの更新楽しみにしてます♪グリ子さん素敵です。
5月 23rd, 2010 @ 4:28 PM
懐かしい漫画ですね。
小学生か中学生のころに読んで、大人っぽいなぁと感じました(*^▽^*)
内容忘れちゃったので満喫いかなくては!
5月 23rd, 2010 @ 4:55 PM
我が家の次女とYさん、Sさんとのことみたいです^^;
このマンガ読んで参考にしようかな・・・
オヤジが買ったら怪しまれるかな???
5月 23rd, 2010 @ 5:15 PM
>エリーさん
今思えばこういうのを百合と呼ぶんだろうか…とか思うんですけど(^-^; これが描かれた当時、別マに連載されたというのはなかなかすごいことなのかもしれないですね。
5月 23rd, 2010 @ 5:22 PM
>かにさん
今時の少女漫画はよほど過激みたいだけれど、この漫画は内容が結構ダークな部分もありましたね。
あ~、今度実家に帰ったら読まなくちゃ。
5月 23rd, 2010 @ 5:24 PM
>じろうだいさん
いえいえ、文庫版も出てますし、ネットでも買えますから(^^)
この作品の心理描写はなかなか巧妙だと思いましたよ。あの年代の女の子の微妙な気持ちがよく描かれてます。
5月 23rd, 2010 @ 9:00 PM
懐かしい…涙
誰にもカムアウトできなかった中高生の頃、自分の何かを満たしてくれた作品でした。結構切迫感のある心理描写は、今思っても秀逸ですね。
名作なのに意外と知られてないのかも?ミシェルさんのお陰で広まるかなー??
5月 24th, 2010 @ 12:41 AM
私もこの漫画持ってます。
中学の私にはその頃の心境を考えてしまう興味深い内容でしたね(。-人-。)
5月 24th, 2010 @ 1:25 AM
うわー、懐かしいです。
私も高校の頃、友達に借りたものの、手元に置いておきたく、自ら揃えました。
でも、しばらくすると家にあるのが、恥ずかし?くて、友達にあげちゃいました。
その頃は、まだ自分を否定したいような受け入れていなくて。
私にとっては、あの頃の、いろんな想いに出会えるようなコミックですね。^^
ちょっと読みたくなってきましたー。
5月 24th, 2010 @ 7:33 AM
懐かしいですね。
私も最終回まで読みました。
ラスト、私的には納得でしたねえ。
もっと、古い漫画で、もう、手にするのは難しいかも知れないですが、週間マーガレットで連載されてた「アプローズ-喝采-」と言う漫画もお薦めですよ。
5月 24th, 2010 @ 10:12 AM
読んでみたくなりました。
中古やさんにあるといいなぁ(笑)
5月 24th, 2010 @ 10:46 AM
いつも、ブログ拝見させていただいています。
グリコさん言動が本当におもしろくて、いつも一人でニヤニヤしながら笑っています。
日本の漫画とか、ドラマとかって、女性同士結構ベタベタしてることが多いなぁ~って思います。
ドラマとか見てても、「えっ、この二人付き合ってる?」って思うんですけど、それが日本ではふつうだったりすると、たまにカルチャーショックをうけます。。。
そういう漫画とかドラマを探すのも楽しいかもしれませんね。。。
5月 24th, 2010 @ 8:25 PM
憧れます
年上の引っ張ってくれる 同性のお姉さんほしいな
5月 24th, 2010 @ 9:38 PM
別冊マーガレット、ものすごく懐かしいですが、私の頃は「伊賀のカバ丸」の時代なのでこの漫画は知りません(^^ゞ早速アマゾンで注文しました。なんと1円(^_^;) ところで忙しくてコメントできませんでしたが、グリ子さんの「サルが運転代わる」の記事、最高でした!実にいいセンスしてるなあ、三匹くらいのサルが制服制帽で運転席にタッタッと入ってくる場面が浮かんで笑えました。
5月 24th, 2010 @ 11:39 PM
>ジュリオさん
懐かしいという声が多いから、案外読んだ人多いのかもしれませんね。漫画は随分処分したんですが、あれはなぜか捨てられずにとっていました。
5月 24th, 2010 @ 11:48 PM
>ヤ乃さん
なんか結構ヘビーだけれど、実際にないこともなさそうな話でしたよね。
5月 24th, 2010 @ 11:51 PM
>yuiさん
ほんとですね。あの頃のいろんな想いが蘇ってくる、そんなエピソードの詰まった話でしたよね。
5月 24th, 2010 @ 11:52 PM
>nanaさん
納得のラストでしたか~。「アプローズ-喝采-」って読んだことないけどタイトルは聞いたことありますよ。探してみようっと。
5月 25th, 2010 @ 12:08 AM
>ちいすけさん
新しくもないですけど、そこまで古いってわけでもないからありそうな気がしますね~。ぜひ♪
5月 25th, 2010 @ 12:10 AM
>ももたろうさん
CMとかで「これは…!?」とかぶりついちゃうのもたまにありますよね~。
どうでしょ、日本の女の子はベタベタかなあ。韓国とかだと普通に手をつなぐっていいますよね。
5月 25th, 2010 @ 12:26 AM
>ゆかさん
え?それはグリ子さんのことでしょーか?
まあ引っ張ってくれることもあるんですけど、私が引っ張らないといけないことも結構あるんですよ~(^-^;
5月 25th, 2010 @ 12:29 AM
>ももきちさん
「伊賀のカバ丸」ってグリ子さんは知ってるみたいです。
サルの運転手(笑)笑ってくれる人こそセンスがあるのだ…と彼女は申しております(^^)