Q.身近にLGBTの仲間がいる?
2010年7月5日 22:31|22 Comments|アンケート
第68回目のアンケートは271名の方から投票していただきました。
ありがとうございました。
今回は、LGBTの皆さんに身近にセクシャルマイノリティの仲間がいるかどうかを聞いてみました。
結果は以下のとおり。
私とグリ子さんはちょっとショックでしたよ~。
「親しい人がいない」と答えた人が一番多いという、この結果…。
「(特定の)会える友達がひとり~数人いる」人が29%、オフ会や何らかのグループ・組織などで「集まる仲間が大勢いる」人は10%。これらを除くと、半分以上の人がリアルに交流のある仲間はいないということなんですね。
じゃあその内ネットではどうかと言うと、ブログやSNSなど「ネットコミュニティ上の仲間がいる」人は10%、「特定のメール・チャット友達がいる」人は4%…とこれも少ない。
ブログやTwitterで日々たくさんの人たちを見ていると、皆つながっているんだな~と思えてくるのですが、それでも「親しい人がいない」もしくは「恋人以外に仲間はいない」という人が、これだけいるわけですね。
グリ子さんが「私が友達になる!」と叫んでおります。
私もなんだか「毎日何百通も何千通もメールが届いて、ビアン友達もいっぱいいる」みたいに思われる方もいらっしゃるようなんですが、全然そんなことはないです。
今でこそブログの読者さんもいるし、数ヶ月に1回くらい集まるビアン仲間もいますが、普段はグリ子さんとふたり、地方で地味に生活しているわけで。
「こういうことって他のビアンの人たちはどうなんだろう…?」みたいな話をしたいがために、このアンケートも始めたのだし。
やっぱりお互い以外にも何かの時に相談できるような仲間や理解者って必要だと思うんですよね。
ビアンアプリ開発の動機もそうですが、結局人とのつながりの必要性を私たち自身が強く感じているのです。
つい最近もグリ子さん世代の方からメールをいただいて、「私の住む地方にビアンはいるんでしょうか」…と、綴られた不安や悩みに、私もグリ子さんも他人事とは思えない気持ちになりました。
同性愛者は新宿二丁目の外にたくさんいるということですね。
グリ子さんも色々思うことがあるようなので、近々「ビアンアプリ計画記念」ということで、この辺の話をまたグリ子さんにも語ってもらおうと思っています。(というか本人が語る気満々です)
さて、次回のアンケートのお題は「初カミングアウトのタイミングは?」です。初めて自分のセクシュアリティをカミングアウトした時、どんなタイミングで打ち明けることになったのでしょうか?
・決意と準備のもと慎重に…話す機会を用意した、計画的にした
・今なら言える…と咄嗟に
・ばれ (そうになっ)た勢い
・相手から先に告白されて…好意を、もしくは自分もゲイだ…とか
・特に考えずにさらっと
・その他
この中からご投票をお願いいたします。
携帯の方は結果をお楽しみに♪
2010年7月5日 22:31|22 Comments|アンケート
Comments
22 Responses to “Q.身近にLGBTの仲間がいる?”
コメントはお気軽にどうぞ〜(承認制です)
7月 5th, 2010 @ 11:09 PM
確かに、この結果はちょっと寂しいですね。
マイノリティだからこそ、横のつながりを強めていないと、乗り越えられない事ってあると思いますし・・・。
私は「集まる仲間が大勢いる」に投票しましたが、めぐまれているんだなー、と思いました。
都会は出会いも多いですけど、地方だと難しいんでしょうね。
ビアンアプリが、そういう人達の出会いのきっかけになるといいですね!(`・ω・´)
7月 6th, 2010 @ 12:55 AM
あぁ、やっぱり少ないんですね…。
事後報告になってしまって申し訳ないのですが、ツイッターのつぶやきに
ハッとさせられて、私見ですがこのことを拙blogに書かせていただきました。
考えさせていただいてどうもありがとうございます。
>二丁目の外にたくさんいる
まさしくそうだと思います。
オフ会を企画しても、遠方を理由になかなかお会いできない方が必ずいらっしゃって。
逆に近くに住んでいても理由は違えど似たようなこともありますし。
勿論地理的な問題以外の要因もありますが、そういった確率の低さもまたマイノリティゆえの悲しみなのかもしれませんね。
アプリが一つの助けになりますよう成功をお祈りいたします。
(いつかiPhone買ったらDLします!)
7月 6th, 2010 @ 1:37 AM
私はこの結果は妥当だと思います。
ミッシェルさんもグリコさんと出会わなければ男女を問わず、同性同士のカップルとはリアルな交流はなかったのではないですか?
ネット社会だからこそ、踏み出せないこともあるかも知れません。
ワタシと相方には10年来、しかも東北から九州在住のリアルで集まる同性カップル数組がありますが、稀なケースだとつくづく感謝しています。
携帯メールも普及していない時代でしたから(笑)
お願いしたいです。
ビアンアプリで全国の仲間が繋がりを持てるように頑張って下さい。
7月 6th, 2010 @ 6:26 AM
以前、締めのカクテルを飲みに行ってた店がゲイ&ビアンの憩いの場だった事があります。
最初は知らなかったんですが後日教えて貰いました。他にも同じ様な店が何件かある等々…
九州のとある地方都市でも結構ありますよ~と回想してましたが、なるほど、沢山ある店から探し出すのは至難の業ですね…(;^_^A
しかも、飲まない方は尚更ですよね…失礼しました。その点アプリは便利ですね。
7月 6th, 2010 @ 10:10 AM
>ノコさん
ほんとにそうですね。生活にいろんな不安を抱えるほどに、横のつながりの大切さって感じてきますね。
身近に仲間がいるっていうのを皆が感じられるようになればいいなと思います。
7月 6th, 2010 @ 10:12 AM
>みぶろうさん
ありがとうございます。記事も拝見しました。
ネットなどで物理的な距離が縮まったように思えてもやっぱりこれが現実なんだな…と考えてしまいましたね。
7月 6th, 2010 @ 10:15 AM
>リャンコさん
仰ってくださったようなこと、グリ子さんとも話しました。私もネットがなかったらまず出会えなかったという出会いが多いです。
でもSNSにしてもアプリにしても、問題はそれをどううまく活用していくかなんでしょうね。
7月 6th, 2010 @ 10:19 AM
>通りすがりの親父ライダーさん
そうですね、私も彼女と出会うまではひとりでビアンバーとか行ったことありませんでした。
でもお店もネットの掲示板も、見つけることすら難しいという人も結構いるんですよね。せめて情報の共有がもっとできていけば良いなあと思います。
7月 6th, 2010 @ 6:05 PM
皆さんはどうか分からないんですが、繋がりを持ちたいなと思っていても、カミングアウトしていないと難しいです。
極力、顔が割れるのを避けているので、実際の交流はできないし、ネット上でも匿名でしか付き合いもてない…とか。私の場合、彼女がカミングアウトに慎重なのも理由のひとつかも。
7月 6th, 2010 @ 9:44 PM
本当に情けなく不甲斐ない話ですが、世間一般にカミングアウトする勇気がありません。
仕事への差し障り、親の苦悩を考えると、とてもできないし、することに意味が見出せない部分もあります。
そんな気持ちで仲間を募ってみても結局本名も出自も伏せたままのお付き合いになるような気がして・・・。今たくさんのお仲間のおられる方たちは、個人情報を互いにどの程度交換し合っているのでしょうか?
7月 6th, 2010 @ 10:34 PM
>夢み星さん
私もグリ子さんの顔が広いので街中では気を使います。やっぱりどこで見られてるかわからないから、社交の場にいけない…という話は聞きますよ。
7月 6th, 2010 @ 10:39 PM
>ももきちさん
慎重になる気持ち、わかります。でも皆抱えてる悩みも似ているんじゃないでしょうか。たとえばビアンバーで知り合いにバッタリなんてことがあってもお互い様なんじゃないかなぁと(^-^;最近は思うようになりました。
オフ会とかだと本名を出さない人が多いようですが、私の場合、仲間内ではごく普通の友達づきあいで、家に行き来もしますよ。
7月 6th, 2010 @ 11:43 PM
ワタクシは会える人が1人だけいますのでそれに投票させていただきました その人はGeyですので同性ではありません でも 話していて楽です
ときどきカムアウトも考えますが小さな地域なので思いとどまってしまいますね
Geyの友人は東京にいてオープンです たまに会って話すとこれからは横のつながりが重要だよねぇって話になりますよ
7月 6th, 2010 @ 11:53 PM
びっくりしました。
こんなに親しい人がいないとは…!
前回のコメントでも書かせて頂きましたが、私も仲間と呼べる人はいません。
(その時のミシェルさんの返信ありがたかったですよ。ありがとうございます。)
こんなにさみしーのは自分くらいだろうと思っていましたが、案外たくさんいらっしゃるんですね。
ある意味、安心…??
いやいやこれからは、ミシェルさんとグリ子さんの活動を通じて、仲間を作るようにしていきたいですね。
今のところ、たまにコメントしているだけですが、いつか何か協力できたらなと思ってます。
お二人には、きっとそういう人たちを動かす力があると思いますよ。
7月 7th, 2010 @ 12:34 AM
私も比較的街にすんでいたにもかかわらず、日本に住んでいたときはこの街でゲイなのは私たちだけかもしれない・・・しかも外国人となんて。と本気で思っていました。いたとしても、会えることはないだろうと。
ある日、思い切ってブログをしている方に連絡をとってその方の紹介がきっかけでたくさんのカップルに会えて、蓋をあけたら、国際カップルもいっぱいいて知り合いができてからは、本当に心をひらいて話す仲間ができて、人生が変わったといってもいいくらい。
仲間の存在って、おおきいですよね。
「私も友達になります!ならせてください!!」と叫びたい気分です。
7月 7th, 2010 @ 1:08 AM
私は「会える友達がひとり~数人」に投票させていただきました。この結果には驚きましたが、逆に親しい仲間がいない人にとっては、「みんな一緒なんだな」と安心し、その安心感から仲間をつくる勇気をもてる人もいらっしゃるのではないかと勝手に思っています。
リアルに交流できる仲間をもつ人を増やすには、まだまだこれからだと思われますが、何をするにもきっかけが増えるということは心強いです。その意味で、アプリ計画はいつも興味深く拝見させて頂いてます♪
かおり
7月 7th, 2010 @ 11:06 PM
私はここに投票させてもらったんですが、意外に少ないんですね><
実際、私もブログを始めるまでは世の中にこんなにもビアンの方がいらっしゃるとは知りませんでした。
ネットから少しずつリアルでも繋がっていければ、と思っています。
これからは地元であるセクマイ交流会やイベント
に積極的に参加して仲間と出会いたいです!
iPhoneのアプリやこのブログがきっかけでビアンのつながりが持てたら素敵ですね^^☆
7月 8th, 2010 @ 9:09 AM
>miyachiさん
ゲイでもビアンでもノンケでも、結局自分のありのままを話せる相手であればいいのでしょうね。相手が自分と同じかどうかよりも話せる相手かってことが重要かもと思いました。
7月 8th, 2010 @ 9:11 AM
>kimiさん
ありがとうございます(^-^)同じような人がいっぱいいるんだ…と知ることも少しは安心につながりますよね。
7月 8th, 2010 @ 9:16 AM
>Isaさん
いいですね(^^)
ネットで「こんなにいるんだ…」って思った経験は私もあります。自分だけじゃないって思えるや悩みを共有できる仲間がいることは本当に大きいと思います。
7月 8th, 2010 @ 9:24 AM
>solatobukobutaさん
そうですよね。
アプリも結局きっかけだと思うんです、今あるものが形を変えただけで。
だけどたくさんいるんだなって気付きとか、ちょっと踏み出そうっていう勇気につながればいいなと思います。
7月 8th, 2010 @ 9:37 AM
>♀さくらさん
そうですね(^-^) 以前は文痛欄とか掲示板しかなかったのが、今はほぼリアルタイムで情報共有できるようになって、つながるスピードも速くなってる気がしますね。